「老子に学ぶ」シリーズ
「老子」を読みながら、そこで学んだ事や感じた事について書いてます。
今回は 第79章です。
※本記事は「老子の解説」ではありません。あくまでも僕が読んで感じた主観的な「思うこと」を書きます。身勝手で主観的で間違った解釈が含まれている事も、当然あります。
そんな部分は、是非とも温かい目で「スルー」して頂ければ、助かります。※
Start [老子 第79章]
さて、どんな事が書いてあるのでしょうか…
大怨を和するも、
必ず余怨有り。
安くんぞ以て善と為す可けんや。
是を以て聖人は、
左契を執りて而も人を責めず。
故に、
徳有る者は契を司り、
徳きものは徹を司る。
天道は親無し、
常に善人に与す。
老子 第79章
これは、
さっぱりわかりません。。。
こんな意味かな…
深い怨みを和解させたとしても、
必ず後まで怨みが残るんだ。
和解は最善の方法とはいえないね。
そういうワケだから、
聖人は借人の契約書は握っていても、
それで人に支払いを求めるような事はしない。
だから、
「徳」のある人は契約書を握るだけで、
「徳」のない人は金の取り立てをするんだ。
自然の道にえこひいきは無いし、
いつでも善人の味方につくんだよ。
つまり
今回、僕はこの章で…
権利を持っても
振りかざすな
…と言う事かな(?)
と感じました。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。