「老子に学ぶ」シリーズ
「老子」を読みながら、そこで学んだ事や感じた事について書いてます。
今回は 第68章です。
※本記事は「老子の解説」ではありません。あくまでも僕が読んで感じた主観的な「思うこと」を書きます。身勝手で主観的で間違った解釈が含まれている事も、当然あります。
そんな部分は、是非とも温かい目で「スルー」して頂ければ、助かります。※
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さて、どんな事が書いてあるのでしょうか…
善く士為る者は武ならず。
善く戦う者は怒らず。
善く敵に勝つ者は与にせず。
善く人を用いる者は之が下と為る。
是れを争わざるの徳と謂う。
是れを人の力を用いると謂う。
是れを天に配すと謂う。
古の極なり。
老子 第68章
コレは、
なかなか判り易いですかね。。。
こんな意味かな…
すぐれた武将は荒々しくないんだ。
すぐれた戦士は怒りに任せないんだ。
すぐれた勝利者は小競り合いをしないんだ。
すぐれた指導者は皆に「つつましく」接するんだ。
これを「争わない徳」って呼んでて、
他人の能力をうまく使う、って意味なんだよね。
これは昔から変わらない道理で、
「天に匹敵する」って言うんだよ。
つまり
今回、僕はこの章で…
「能有る鷹は爪を隠す」
…と言う事だな、と感じました。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。