「老子に学ぶ」シリーズ
「老子」を読みながら、そこで学んだ事や感じた事について書いてます。
今回は 第81章、
ついに老子の最終章です。
※本記事は「老子の解説」ではありません。あくまでも僕が読んで感じた主観的な「思うこと」を書きます。身勝手で主観的で間違った解釈が含まれている事も、当然あります。
そんな部分は、是非とも温かい目で「スルー」して頂ければ、助かります。※
Start [老子 第81章]
さて、どんな事が書いてあるのでしょうか…
信言は美ならず、
美言は信ならず。
善なる者は弁ぜず、
弁ずる者は善ならず。
知る者は博からず、
博き者は知らず。
聖人は積つまず。
既く以て人に為して、
己れ愈いよ有り。
既く以て人に与えて、
己れ愈いよ多し。
天の道は利して害せず。
聖人の道は為して争わず。
老子 第81章
いよいよ老子の最終章ですね。
コレはなかなか解りやすいです。。。
こんな意味かな…
真実をあらわしている言葉は美しくなくて、
美しい言葉は、真実をあらわしていないよ。
本当に立派な人は議論をしなくて、
議論する人は立派ではないんだよね。
本当の知者は博識でなくて、
博識な人は本当には知っていないんだよね。
聖人は蓄めることをしないよ。
他人の為に尽くして、
自分自身を高めてるよ。
他人の為に分けて与えて、
さらに多くのモノも得てるよ。
天の「道」は
善いことは有るけど、害は無いんだ。
聖人の「道」は何をやっても、
争いが起こらないんだよね。
つまり
今回、僕はこの章で…
与えてなんぼ
…と言う事が大切なんだな、
と感じました。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。