「老子に学ぶ」シリーズ
「老子」を読みながら、そこで学んだ事や感じた事について書いてます。
今回は 第78章です。
※本記事は「老子の解説」ではありません。あくまでも僕が読んで感じた主観的な「思うこと」を書きます。身勝手で主観的で間違った解釈が含まれている事も、当然あります。
そんな部分は、是非とも温かい目で「スルー」して頂ければ、助かります。※
Start [老子 第78章]
さて、どんな事が書いてあるのでしょうか…
天下に水より柔弱なるは莫し。
而も堅強を攻むる者、
之に能く勝る莫きは、
其の以て之を易うる無きを以てなり。
弱の強に勝ち、
柔の剛に勝つは、
天下、知らざる莫くして、
能く行なう莫し。
是を以て聖人云く、
「国の垢を受く、是れを社稷の主と謂う。
国の不祥を受く、是れを天下の王と謂う」と。
正言は反するが若し。
老子 第78章
これ、けっこう
判りやすいですね。。。
こんな意味かな…
世の中に水よりも柔らかくて、
しなやかなモノは無いよね。
それなのに、
水は強くて堅いものにも
打ち勝つことが出来るんだよね。
水本来の性質が、変わる事が無いからだね。
しなやかなものが堅いもの負かして、
柔らかいものが強いものを負かすって言うことは、
すべての人が知ってるんだけど、
それを人生に応用できてないんだ。
そういうワケで聖人は、
「国全体の汚い部分を引きうける者は、君主になる。
天下の災いを引き受ける者は、天下の王となる。」
って言うんだよね。
正しい表現は反対に聞こえるモノなんだね。
つまり
今回、僕はこの章で…
考え方や
捉え方は
柔軟に
…と言う事が大切だな、
と感じました。
courage-for-dream.hatenablog.com
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。