「老子に学ぶ」シリーズ
「老子」を読みながら、そこで学んだ事や感じた事について書いてます。
今回は 第59章です。
※本記事は「老子の解説」ではありません。あくまでも僕が読んで感じた主観的な「思うこと」を書きます。身勝手で主観的で間違った解釈が含まれている事も、当然あります。
そんな部分は、是非とも温かい目で「スルー」して頂ければ、助かります。※
Start [老子 第59章]
さて、どんな事が書いてあるのでしょうか…
人を治め天に事うるは、
嗇に若くは莫し。
夫れ唯だ嗇なり、
是を以て早く服す。
早く服する、
之を重ねて徳を積むと謂う。
重ねて徳を積まば、
則ち克たざる無し。
克たざる無からば、
則ち其の極を知る莫し。
其の極を知る莫からば、
以て国を有つ可し。
国の母を有たば、
以て長久なる可し。
是れを根を深くし柢を固くし、
長生久視の道と謂う。
老子 第59章
これまた、
結構な難解ぶりですね。。。
こんな意味かな…
自然に従って人々を導くには、
ケチになるのが一番だよ。
つつましくするって事は、
Rootsに戻る事になるし、
戻るって事は、
徳を積み重ねる事を意味するんだよね。
徳を積み重ねれば、
あらゆるモノが上手く扱われるんだ。
あらゆるモノが扱われると極限に至るよ。
極限において人は
国を治めることができるんだ。
Rootsに基づいて国を治めれば
長続きできるよ。
根を深くして、幹を固くしたら、
いつまでも生きながらえる事ができるんだ。
つまり
今回、僕はこの章で…
基本が大事
…と言う事だな、
と感じました。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。