「老子に学ぶ」シリーズ
「老子」を読みながら、そこで学んだ事や感じた事について書いてます。
今回は 第72章です。
※本記事は「老子の解説」ではありません。あくまでも僕が読んで感じた主観的な「思うこと」を書きます。身勝手で主観的で間違った解釈が含まれている事も、当然あります。
そんな部分は、是非とも温かい目で「スルー」して頂ければ、助かります。※
Start [老子 第72章]
さて、どんな事が書いてあるのでしょうか…
民、威を畏れざらば、
即ち大威至らん。
其の居る所を狎むること無かれ、
其の生くる所を厭すること無かれ。
夫れ唯だ厭せず、
是を以て厭わず。
是を以て聖人は、
自ら知りて自ら見ず、
自ら愛しんで自ら貴ばず。
故に、
彼を去てて此れを取る。
老子 第72章
これは、
少し難解ですかね。。。
こんな意味かな…
人々が権威を恐れなくなる時には、
大変なことになっちゃうよ。
人々の住んでいる所を狭めないで、
人々の生活を圧迫さえしなければ、
人々は不満無く平和に過ごすんだよね。
そういうワケで、
聖人は自分自身を知ってるけど、
みずからを見せびらかさないんだよ。
自分自身を大切にはするけど、
みずからを偉ぶる事は無いんだよ。
だから、
知識人や身分の高い人のフリをしないで、
自身自身を大切にする事を選ぶんだよね。
つまり
今回、僕はこの章で…
人に無理をさせるより
自分を磨いた方が良い
…と言う考え方が大切だな、
と感じました。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。