「老子に学ぶ」シリーズ
「老子」を読みながら、そこで学んだ事や感じた事について書いてます。
今回は 第76章です。
※本記事は「老子の解説」ではありません。あくまでも僕が読んで感じた主観的な「思うこと」を書きます。身勝手で主観的で間違った解釈が含まれている事も、当然あります。
そんな部分は、是非とも温かい目で「スルー」して頂ければ、助かります。※
Start [老子 第76章]
さて、どんな事が書いてあるのでしょうか…
人の生くるや柔弱、
其の死するや堅強。
万物草木の生くるや柔脆、
其の死するや枯槁。
故に堅強なる者は死の徒、
柔弱なる者は生の徒。
是を以て兵強からば則ち勝たず、
木強からば則ち共さる。
強大は下に処り、
柔弱は上に処る。
老子 第76章
これ、
珍しく判りやすいですね。。。
こんな意味かな…
人が生きているときは、
身体は柔らかくてしなやかだけど、
死んだ時には、
堅くてこわばっているよね。
草木が生きているときも、
柔らかくてしなやかだけど、
死んだ時には、
しなびれて枯れてるよね。
だから、
堅いものは死に近くて、
柔らかいものは生に近いんだよ。
そういうワケだから、
軍隊は柔軟でないと戦いに負けるし、
板が堅ければ、伐られて使われるよ。
強くて大きいモノは下位で、
柔らかくてしなやかモノのは
上位になるってワケだね。
つまり
今回、僕はこの章で…
柔軟に対応する
…と言う事は大切だな、
と感じました。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。